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なんとなく読書感想文

小説:実用書:漫画=1:1:1。活字を読んでいるだけでそれなりに楽しい、というおめでたい頭の持ち主なのであまり書評的なことはしません。ただの感想文。流行にはついていけてません。

スペシャル リハーサル エディション スクリプト :『ハリー・ポッターと呪いの子』

スペシャル リハーサル エディション スクリプト ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 表紙の上部にそう記載されていました。意味はわかりますよ。特別リハーサル版脚本。でもこれだけカタカナが並ぶと、なんだか楽しくなっちゃいませんか?こうゆう…

新たな発見:『PK』

友人推薦。文庫版貸していただきました。 PK 伊坂幸太郎 友人は伊坂幸太郎ファンで、中でもこのPKがお気に入りだそうです。文庫もハードカバーも持っているとのこと。あまりものに執着しないような人物なのですが、そんなこだわりを持って2冊も揃えるなんて…

疲れないミステリー:『「ジョーカー・ゲーム」シリーズ』

TVアニメから入った口です。 「ジョーカー・ゲーム」シリーズ 柳広司 裏表紙の内容紹介に、「スパイ・ミステリ」と書いてあったので、ミステリーという分類で良いのでしょうか。ミステリーは嫌いではないのですが、読むと疲れてしまいます。頭を使うのがどう…

学生時代に戻りたい:『四畳半神話大系』

大学生時代、私が「時間が無限にある感」をしょっちゅう感じてました。 そして気づいたら卒業していました。ダメな学生の典型です。 四畳半神話大系 森見登美彦 友人の家に遊びに行ったら、この本を押し付けられました。本を買う金にも困っていたので、あり…

滅びの美学:『斜陽』

滅ぶとわかっているものって、どうして魅力的なのでしょうか。 『斜陽』 太宰治 たぶんストーリー性があるからでしょうか。 作中に漂う退廃的な雰囲気、大好物です。 ただ主人公のかず子の気持ちが、私にはいまいちわかりません。革命・・・革命?革命したい…

ぶす:『きりこについて』

この間、飲みの席で容姿について「中の下。下の方。」と言われて、気分が萎えました。笑 自分でわかってはいても、人に言われると微妙な気分になりますよね。 きりこについて 西加奈子 主人公きりこが堂々たるブサイク、というのに好感が持てます。「平凡な…

子どもの世界:『円卓』

西加奈子好きの友人が勧めてくれた本です。 『円卓』:西加奈子 とても読みやすかったです。さくさく読めました。 小学3年生のこっこの日常を描いた話。愛すべきキャラクターを持つ小学生がら中学生までの子ども達が多く登場し、子どもの世界独特の明るい輝…

疲れている時にはたぶん読めない:『デミアン』

デミアン 頭悪くまとめると、主人公の自我探求を題材にした、とても内向的な話ですよね。笑 題名の『デミアン』は主人公に深く影響を与えた年上の友人(又は先生とも言えるかも)の姓です。 物語の中で主人公が悩むテーマというものがいくつかあります。例え…

母の本:『水中花』

正月に母の生家に行き、そこで文庫本を何冊か持って帰ってきました。その中の一冊。 水中花 昔の母の本棚にはドロドロの恋愛もの(三角関係、不倫、愛人などの言葉が躍る)と、太宰治作品がずらっと並んでいました。本のチョイスがどうにも鬱々としています…

個性豊か:『ジャイロスコープ』

やっと小説のエントリーです。とはいえこの本編は昨年末には読み終わっていました。後書を読んでいなかったので、感想を書くのを後回しにしていたのです。 ジャイロスコープ 短編集。7作品収録されています。伊坂さんのお話、全てを読んでいるわけではあり…

体にキノコを:『陽気なギャングは三つ数えろ』

陽気なギャングは三つ数えろ ギャングシリーズ3作目です。いつもの4人がいつものように銀行強盗をして、いつものように騒動に巻き込まれる展開です。あの4人は、それぞれ個性があって、キャラ立ちしていますが、共通点としては揃いもそろって淡々としてい…

不安感に浸る:『夜よりも大きい』

図書館で「今まで誰も借りたことがないんじゃないか」というような綺麗な状態だったので、借りてみました。『夜よりも大きい』というタイトルも「秋の夜長」に読むにはぴったりの本ではないかと思って。 『夜よりも大きい』 小野正嗣 小野正嗣さんって、2014…

倍返しだ!

ロスジェネの逆襲 久々に男性が書いた小説です。 テレビドラマで高視聴率をたたき出した『半沢直樹』。 その原作・半沢直樹シリーズの第三作ですね。 三作はちょうど文庫化されたばかりで、今書店文庫スペースの一番良いところに置かれています。 第四作も出…

私もびくびくと生きています

うつくしい人 人の目を気にしすぎて、鬱気味なOL蒔田百合は、ちょっとしたことをきっかけに感情があふれ出し、会社をやめてしまった。 彼女は人生に対する強烈な危機感に動かされ、離島のホテルに四泊することにする。 そこで出会ったのは、挙動不審でノーデ…

恋愛の一語じゃ表現できない

三浦しをんさんが描く人間関係が好きです。 君はポラリス 恋愛短編集。11篇。 骨片 作者が依頼者から提示されたテーマ:「あのころの宝物」 時代背景は明治、大正、遅くとも昭和の初めくらいですかね…? 少なくとも現代ではありません。 女性が大学に行くの…

流れ流され

流れ行く者 「守り人」シリーズの番外編的扱いの短編集。 シリーズでの主人公の一人、女用心棒・バルサの幼少期のお話。 上橋菜穂子さんが書くお話が大好きです。 まだ全ての作品を読んだわけではないのですが…。 上橋さんが書く小説はファンタジー小説とい…