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なんとなく読書感想文

小説:実用書:漫画=1:1:1。活字を読んでいるだけでそれなりに楽しい、というおめでたい頭の持ち主なのであまり書評的なことはしません。ただの感想文。流行にはついていけてません。

学生時代に戻りたい:『四畳半神話大系』

 

大学生時代、私が「時間が無限にある感」をしょっちゅう感じてました。

そして気づいたら卒業していました。ダメな学生の典型です。

 

四畳半神話大系  森見登美彦

友人の家に遊びに行ったら、この本を押し付けられました。本を買う金にも困っていたので、ありがたく頂戴しました。友人は「この本の主人公とは気が合わない」と感じて、数ページで読むのをやめてしまったそうです。主人公と気が合う合わないなんて、私はあまり気にしたことなかったので、そんなことで読むのをやめてしまうというのが驚きでした。

 

数ページ読んで、確かに少し癖の強い主人公だと思いました。だけど読み進めていくと、もっと癖がある登場人物達が出てきて、主人公が普通でまっとうな人間に感じられるようになりました。

 

内容は・・・どんな選択肢を選んでも、結果はあまり変わらない、というお話ですか。つまり、私の学生時代だって、入学当初にリア充サークルに入ろうが、文化祭実行委員会に入ろうが、ブラジルに留学しようが、ダメ学生だということで良いですか?笑 そう言ってもらえると、気が楽になるような残念なような。。。

 

森見登美彦さんの本は初めて読んだのですが、この独特な厳しい?古臭い?文章は、他の作品でも共通なのでしょうか?

 

 

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

 

 

そういえば、電車の中でこの本を読んでいたら、となりに立っていた女性(30代?)が『夜は短し歩けよ乙女』を読んでいて、嬉しくなってしまいました。たまたま隣の人が同じ作家を読んでいるだけで、ドキドキするなんて我ながらおめでたい人間です。そしてその女性をまじまじと見つめ続けてしまい、それに気づいた女性からはとても嫌な顔をされてしまいました。辛い。